2023/04/16 08:44
またか。
先月、車のエンジンがかからなくなりダイソーの駐車場でレッカーしてもらい修理して1ヶ月が過ぎた出来事だった。
不安定に感じたアイドリングと踏んでも加速しないスピードに違和感を残しつつ我が愛車は信号待ちの交差点で眠りについたようだ。
後ろには大型のダンプカーの運転所が少し迷惑そうな顔をしていた。
4ヶ月前にはバッテリーが上がりその時もレッカー車に来てもらいレスキューしてもらった。
なぜまたエンジンが止まる?
交差点の先頭で気分を落ち着かせ祈る気持ちでキーを回す。
かかれ!!
キュルルルル
弱々しく周り出したエンジンにアクセルをふかし命を送り込む。
不安定ながらもエンジンが私の気持ちに答えてくれて近くのスーパーの駐車場まで動いてくれた。
そして弱々しいアイドリングと共にエンジンが止まった。
まいったな。
家の近所だったので戻るか。
レッカー車に来てもらい工場まで移動して修理してもらおうか。
前回、レッカー来てもらうのに2時間くらい待ったんだよね。
昭和製の頭でグーグルマップをひらき脳内検索をする。
耳から煙が出たような気がしたが修理工場がヒットした。
『確かこの先真っ直ぐ約2Km先にあった気がします』
そんな声が頭の中で聞こえた。
真っ直ぐ走るだけ。
そして信号は1箇所。
愛車の『潮風2号』のエンジンをかけてみて駐車場をゆっくりと走ってみる。
弱々しくもとりあえず走り停車するとそのままエンジンがストンと止まるようだ。
なるほど停車しなければいいわけね。
キアヌリーブスの『スピード』状態だな。
あの映画は80km以下に速度が下がると爆弾が爆発するので私の方が幾分か気が楽だ。
いける!
なるべくゆっくりと走り幸運にも信号は青
なんとか修理工場まで辿り着いた。
整備士の方が出てきてくれて事情を話すと早速車を見てくれた。
多分プラグですね。
これなら部品を注文して夕方までには直ると思いますよ。
よかった。
代車を出してもらいホームセンターに材料の買い出しをしていると知らない番号から電話がなった。
こういう電話って相手が誰だかわからないのに初めから悪い予感がするのは何故なんだろうね。
3本のプラグのうち1本が錆び過ぎていてレンチで回すことができず無理に
取ろうとすると折れる可能性があるとのことだった。
『折れた場合はどうなるのでしょう?』
『エンジンを交換することになります』
車に詳しくない私でも大事なのはわかった。
『折れても文句を言いませんので修理をお願い致します』
整備士さんも神妙な声で『わかりました』と返事をくれた。
数時間後にプラグは無事取れたのだが他のパーツもダメなようで1日の入院。
翌日、無事愛車が帰ってきました。